中途 - キャリア年数 1~5 年
サポート - 品質管理

製品をハイクオリティの状態で
お客様にお届けする

「最後の砦」として、製品リリース前の最終確認を行う

私は製品の品質を管理する課に所属し、開発部門から依頼のあった製品のテストを行っています。システムの内部構造を見ずに、お客様目線でテストを行い、私たちが行う動作テストに合格してはじめて製品がリリースされます。最終的な確認を行う私たちの業務は、製品のリリースに関する「最後の砦」の役割を担っています。

動作テストでは、やみくもに操作をしていても、バグはなかなか見つかりません。バグ発覚がないことが一番ですが、テストでは「この設定はどこの機能に影響があるのか」「この設定とこの設定を組み合わせてみたらどうだろうか」「この環境で操作した場合どうだろうか」というように、色々な条件を組み合わせて実施します。合格の判断をするまでに、いかに多くの組み合わせを閃かせるかがカギになります。

まずは操作してみることで、システムの全体像が見えてくる

配属当初、1つの品質検査の中で他のメンバーはバグを見つけているのに私だけ見つけられないということがありました。それが大変悔しかったのも今でも覚えています。同じ思いをしないために、とにかく操作して全体像を把握しました。組み合わせやテストに必要な設定条件の引き出しが増えて、バグを見つけることができるようになりました。

このような経験から、日々の業務では、「まずは操作してみる」を意識しています。操作してみることで、機能の影響範囲やどこにどういった設定項目があるのかなどシステムの全体像が見えてきます。そうすると、多くの組み合わせが閃くようになり、バグの検出につながっていきます。今は条件を課内で共有して、経験値によるテストの質の差を埋める取り組みを行っています。

手戻りを防ぐ体制を整えていきたい

品質検査で重大なバグを見つけることができたときは、「このままリリースされなくてよかった」とやりがいを感じます。「最後の砦」というポジションゆえ、重大なバグを見逃してしまうとそのままリリースされてしまい、お客様にご迷惑をお掛けすることになります。ビーイングの信用と信頼を保つべく、日々の業務に努めています。

もしテストで重大なバグが見つかった場合、リリースせずに開発にバグを修正してもらう手戻りが発生します。しかし、重大なバグを予め開発工程で見つけることができれば、手戻りが発生せず1日でも早く製品をリリースして、お客様に使っていただけます。テストのプロ集団であるという視点で、システム設計の場面で開発に助言を行い、手戻りを防ぐ体制を整えていきたいです。

オフタイムの過ごし方

OFF-TIME

小学生の頃にプロ野球選手を目標に野球をはじめ、今では"生涯現役"を目標に週末は草野球に打ち込んでいます。プロ野球観戦も好きで、コロナが流行する前は毎月球場にも足を運んでいました。そんな生粋の“野球バカ“です。

※掲載内容は取材当時のものです