変化に合わせて工夫しながら、現状をより良いものに変えていく
現在私が担当している業務は大きく3つです。1つ目は、部内で設計者と呼ばれる、積算基準書の変更点をGaiaデータに反映するための道筋を考える業務です。2つ目は、知識や考え方、業務上での工夫を後輩に共有して成長を促す業務。3つ目は、部内で使用する社内ツールの研修カリキュラムを改善する業務です。
すぐには判断できないことに向き合い、理由を追求し思考したりすることが非常に楽しくやりがいにもなっています。過去の対応をなぞるだけではなく、変化に合わせて自分なりに工夫できるという魅力があります。また、次の担当者が困らないように情報を残すことで、現状をより良いものに変えていく楽しさもあります。
教えてもらう立場から一転し、教える立場に
現在は、教育・育成に携わっています。教えてもらう立場から一転し、教える立場になることで自らの発言に責任が増しました。緊張はしましたが、教育という仕事に興味がありましたので不安よりもわくわくの方が大きかったです。実務歴は浅くとも、私に教育・育成を任せていただけたことを非常に嬉しく思いました。実際に教える場面では、型に囚われず、性格や習熟度を考慮して伝え方や手法を変えつつ取り組んでいます。また、時には精神面にも寄り添い、少しでも新しいことに挑戦する不安を減らせるように努力しています。
最近は、後輩が新しい事に挑戦している姿を側で支えることに、やりがいを感じています。設計においても、後輩育成においても、どちらも「伝え方」が難しいと感じます。しかしながら、必要な情報を端的に記載することが求められる設計と、助言をしつつ思考力を伸ばしていく育成で、伝える内容は大きく異なります。設計では不要な情報は省略し、視覚的に分かりやすいよう図や画像を活用するといった工夫をしています。後輩育成では気持ちに寄り添いつつ、知識だけでなく思考力を伸ばすため、後輩の力で答えが導き出せるような言葉がけを心がけています。