中途 - キャリア年数 6~10 年
開発 - プロジェクトマネージャー

自社製品の可能性を模索し
追求する

『BeingManagement3』開発のプロジェクトマネージャーを担当

私はCCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)※というプロジェクト管理手法に対応したプロジェクト管理ソフトウェア『BeingManagement3』(以下、BM3)のプロジェクトマネージャーを担当しています。関係各所との打ち合わせ、チーム編成の検討、開発計画の立案などを経て、開発プロジェクト実行中は進捗管理やリスク管理を行います。

ビーイングの製品は建設業界向けのものがほとんどですが、BM3は業界や業種に関わらずご利用いただける製品です。また日本語版以外に英語版も提供しており、海外にもお客様がいらっしゃいます。BM3ならではの市場で可能性を追求できるということが魅力・やりがいでもあり、またプレッシャーでもあると感じています。

※CCPM プロジェクトのタスクの納期を可能な範囲で短縮し、バッファを設けるプロジェクト管理手法

積極的にメンバーと対話することを大切にしたい

プロジェクトを進めるうえで、プロジェクトマネージャーとして積極的にメンバーと対話することを心がけています。対話を通して相手の“人となり”や得意なこと・苦手なことが肌感覚で分かってくるので、チーム編成を検討する際に参考にしています。リモート環境の協力会社メンバーも多いので、積極的に対話することでBM3の開発に愛着を持ってもらいたいという思いもあります。

BM3はCCPMに対応した製品のため、システム全体がCCPMでプロジェクト管理をしやすいように設計されています。CCPMには一般的なプロジェクト管理にはない独特の考え方もあるので、新機能を検討する際にはユーザーの使い勝手に加えて「CCPMの考え方に沿っているか」「既存機能と整合性はとれているか」という点に注意して検討しています。うまく設計しないとこれまでに積み重ねられた全体のバランスを崩してしまうので、どこに落とし所を持ってくるかを探すのに苦労しています。最初の頃は一人で悩んでいましたが、最近は周りの先輩方に積極的に相談するようにしています。プロジェクトマネージャーになってから、周りに頼れる方がいることのありがたさを改めて感じています。

製品をもっと世界中に広めていきたい

以前は、客先常駐や受託開発が多い企業に勤めていました。そのなかで、自社パッケージ製品の開発をしたいという想いが強くなりビーイングに入社しました。ビーイングにはカスタマーサポートや品質検査専門の部署があり、開発者は開発に集中できるのでありがたいです。また、息の長いパッケージ製品を多く抱えていることも魅力です。開発部門には「イノベーションタイム」という取り組みがあり、業務時間を使って既存製品にはない新しい技術に挑戦したり改善のためのアイデアを形にすることを推奨しています。こうしたことができるのも、数多くの製品で安定した売上を維持できるからこそだと感じています。

今後の目標ですが、まだまだ経験が足りないので、まずは目の前のプロジェクトを成功させます。CCPMは世界で認められているプロジェクト管理手法なので、BM3をもっと世界中に広めていきたいという思いもあります。そのためには私自身もさらにレベルアップする必要があるので、周りの力を借りながら一歩ずつ前進していきたいと思います。

オフタイムの過ごし方

OFF-TIME

最近は謎解きや脱出ゲームにハマっています。コロナ禍で外出が難しくなってからはオンラインで友人とわいわい楽しんでいます。脱出ゲームで最後の脱出に成功したときは、自分の書いたプログラムが意図通りに動いたときのような感動があります。
また最近は岩盤浴でリフレッシュすることもあります。たくさん汗をかくことで日頃の疲れも洗い流せるような感覚があり、良い息抜きになっています。

※掲載内容は取材当時のものです