『BeingManagement3』開発のプロジェクトマネージャーを担当
私はCCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)※というプロジェクト管理手法に対応したプロジェクト管理ソフトウェア『BeingManagement3』(以下、BM3)のプロジェクトマネージャーを担当しています。関係各所との打ち合わせ、チーム編成の検討、開発計画の立案などを経て、開発プロジェクト実行中は進捗管理やリスク管理を行います。
ビーイングの製品は建設業界向けのものがほとんどですが、BM3は業界や業種に関わらずご利用いただける製品です。また日本語版以外に英語版も提供しており、海外にもお客様がいらっしゃいます。BM3ならではの市場で可能性を追求できるということが魅力・やりがいでもあり、またプレッシャーでもあると感じています。
積極的にメンバーと対話することを大切にしたい
プロジェクトを進めるうえで、プロジェクトマネージャーとして積極的にメンバーと対話することを心がけています。対話を通して相手の“人となり”や得意なこと・苦手なことが肌感覚で分かってくるので、チーム編成を検討する際に参考にしています。リモート環境の協力会社メンバーも多いので、積極的に対話することでBM3の開発に愛着を持ってもらいたいという思いもあります。
BM3はCCPMに対応した製品のため、システム全体がCCPMでプロジェクト管理をしやすいように設計されています。CCPMには一般的なプロジェクト管理にはない独特の考え方もあるので、新機能を検討する際にはユーザーの使い勝手に加えて「CCPMの考え方に沿っているか」「既存機能と整合性はとれているか」という点に注意して検討しています。うまく設計しないとこれまでに積み重ねられた全体のバランスを崩してしまうので、どこに落とし所を持ってくるかを探すのに苦労しています。最初の頃は一人で悩んでいましたが、最近は周りの先輩方に積極的に相談するようにしています。プロジェクトマネージャーになってから、周りに頼れる方がいることのありがたさを改めて感じています。