違算防止につながる便利機能と最新データが充実!
歩掛・単価の資料元(積算基準書名・市販物価資料名と掲載ページ)を簡単に参照できますので、資料と照合しながら精度の高い設計書の作成に役立ちます。また、資料元情報を設計書へ出力すると、歩掛・単価の根拠を明示できますので、あとからの確認・検算がしやすく、違算発注の未然防止にも役立ちます。
登録金額と異なる単価や適用年度と異なる工種など、設計書内で注意が必要な単価・工種を簡単に一覧表示できますので、違算につながりやすい状況を容易に把握いただけます。また、設計書で使われている単価ごとに処分費や管材費など間接費の対象項目を表示できますので、必要な設定の漏れを未然に防ぎます。
設計書に入力した登録単価や、自動積算で作成した代価表内の単価の数量・金額を編集すると、自動的に「付箋」が付き、設計者に確認を促します。もちろん、「付箋」は設計者ご自身で付けることもできます。「付箋一覧」画面をクリックするだけで設計書の該当箇所に瞬時に移動し、表や単価の内容が確認できます。
「付箋」を付けたまま設計書作成を進めると、「確認」画面が表示され、確認漏れを防ぎます。
夜間や冬期の労務補正箇所に「労補」マークを表示します。また、諸雑費や小計行の対象がひと目で分かるように番号で表示されます。この番号は、印刷/ Excel 出力でも画面と同様に出力できます。
自動計算された経費の対象額や率の計算式を一覧画面で確認できますので、経費計算の過程と結果を正しく認識していただくことに役立ちます。計上する処分費や管材費なども、実際の数字で確認できます。
土木、下水、農林、水道など各積算基準書に対応した最新歩掛をはじめ、「施工パッケージ型積算方式」に必要な基準地区単価や標準単価、機労材構成比などのデータも素早くご提供しますので、常に最新のデータで設計書を作成いただけます。
物価資料対応の単価データをご提供しています。安値や平均値を地区ごとに簡単に選択できます。お客様の発注計画に応じて、必要な月度のデータを導入できますので、最新の単価データで設計書を作成いただけます。
各都道府県の積算基準、単価にも豊富に対応しています。また、Excel 書式から見積単価を取込むことで、簡単にご登録いただけます。
平成 29 年度の国土交通省積算基準改定で標準化されました「施工箇所が点在する工事の積算」に対応しています。1kmを超えて点在する複数の施工箇所ごとに積算できます。
週休 2 日工事の積算ですが、労務費と機械賃料補正は係数の選択または直接入力により簡単に設定できます。また、共通仮設費率と現場管理費率の補正も条件選択だけで簡単に設定できます。
設計業務を委託するコンサルタント様などの受注者様が、弊社土木工事積算システム『Gaia』で作成された設計書データを簡単に取込んでご使用いただけます。受注者様が作成したデータをそのまま反映して取り込めますので、設計書を確実に受け渡しできます。
通常の発注用には他社積算システムをご利用でも、その他社積算システムとの積算結果の違いを発注前に確認することで違算対策につなげる「検証用」としても『公共工事積算システム』は活用されています。
他社積算システムから出力されたPDF形式やExcel形式の設計書データがあれば、工事名・名称・規格・数量・代価表番号などを自動設定し、歩掛の選択条件も取得し自動選択できますので、短時間で素早く「検証用」設計書を作成し、他社積算システムとの設計結果の差異を把握できます。