『Gaia Cloud』導入事例

社内DX化対策の一環としてクラウドタイプを採用

宇野重工 株式会社

お客様基本情報
会社名 宇野重工 株式会社
URL hhttps://www.uno-g.co.jp/
所在地 三重県 (本社)
ご担当者名 営業部 東京支店 支店長 植田 茂樹さん
使用ソフト 『Gaia Cloud』(2021 年 9 月新規導入)

事業概要

三重県松阪市の本社を拠点とし、全国9事業所で営業展開する橋梁・水門に特化した鋼構造物メーカー。創業から 100 年を超え、昭和 40 年 1 月の会社設立以来、小さな歩道橋から海峡をまたぐ大規模橋梁、大型水門、ペデストリアンデッキまで、幅広い建造物を手がけてきた歴史ある企業。「大メンテナンス時代」を見据えた補修事業も積極展開し、橋梁系における年間の積算本数は 120 件以上にのぼる。

社内 DX 化対策の一環としてクラウドタイプを採用

積算システムを導入する前は、エクセルを駆使して積算を行っていましたが、大規模工事になると設計書の内容を入力するだけで2~3日はかかっていました。また、「施工パッケージ方式」の積算が増えてきましたが、エクセルで積算するのは難しく、時間もかかるため、これ以上エクセルでの積算を継続していくことに限界を感じていました。

弊社にとって積算システムを導入するのは初めてのことでしたが、検討にあたっては「クラウドタイプのシステム」という点を重要視しました。昨今では新型コロナの感染対策や、社内の DX (デジタルトランスフォーメーション)化として、テレワーク導入など働き方の変化に合わせたインフラ整備にも取り組んでいます。その変化に対応するためにも、クラウド型システムは「どこでも同じ環境で積算できる」という点において、とてもメリットが大きいと感じています。

データはクラウドで保管するため、会社/自宅と場所を問わず同じ環境で積算が可能。

蓄積・共有されるデータ利活用で積算精度向上へ

また、本社では他拠点の積算を行うこともあり、社内データを一元管理できる『Gaia Cloud』は、データの活用がし易く便利です。蓄積・共有されていく過去の設計図書や検証データを上手く活用することで、その発注者特有の「クセ」などを読み取ることができ、結果的に積算精度の向上につながります。これらは貴重な会社の財産、ノウハウとして、クラウド上に保存されていきます。

積算チェックの「時短」でヒューマンエラーを防止

『Gaia Cloud』は、「設計書取り込み」の精度が良く、これまでいちからの設計書データ作成、そして最終の工事価格算出まで、エクセルでは4日かかっていた業務が、 1 日で出来るようになりました。データ量も豊富だと思います。

システム導入前は、例えば物価単価の2誌平均を出すのにも書籍からの内容確認・計算して・・・と苦労していましたが、『Gaia Cloud』だとシステムが自動で算出してくれるので便利に感じていますね。

また、システム導入により積算結果をチェックする時間短縮に繋がり、その結果、入力ミスや単価採用の間違いなど、ヒューマンエラーも減りました。これは、発注者積算(予定価格など)を合わせる精度の向上にもなっている、と実感できています。