『Gaia Cloud』導入事例

『Gaia Cloud』導入で社内の業務改善、残業抑止へ

りんかい日産建設 株式会社

お客様基本情報
会社名 りんかい日産建設 株式会社
URL https://www.rncc.co.jp/
所在地 東京都(本社)
ご担当者名 土木本部プロジェクト推進部 野原さん
使用ソフト 『Gaia Cloud』(2021 年 8 月導入)

事業概要

1926 年(大正 15 年)創業。土木、建築工事をはじめ、港湾、浚渫、土地改良および河川工事を得意とする国内有数のマリコンの 1 社。従業員数 660 名(2022 年 3 月末日現在)。積算システム導入歴は 17 年になり、昨年 8 月に『Gaia Cloud』を導入。

『Gaia Cloud』導入で社内の業務改善、残業抑止へ

これまで長年使用していた、個々のパソコンでデータ管理するオンプレミス版『Gaia』シリーズは、積算するための下準備として必須だった単価や歩掛りなど大容量のデータダウンロード更新に時間を要していました。特に営業管轄が広く、「全国データ」を必要とする当社のような場合ではなおさらです。『Gaia Cloud』ではその事前準備を省略できるとのことで、「積算業務の時間短縮につながり、社内の業務改善や残業抑止も期待できる」と考えました。

また、作業所の技術職員が支店の担当者に積算を依頼するまでもなく『Gaia Cloud』ですぐに積算を実行できるので、支店と作業所間での情報伝達等においても業務効率UPにつながると考えました。

手間と時間のかかるデータ更新作業が不要となり、支店⇔作業所間でのやり取りもラクに なって業務効率UP!!

「全自動積算機能」活用で積算業務を分担

新機能として『Gaia Cloud』に搭載された「全自動積算機能」により、積算にかかる時間の短縮が図られることも大きいと感じています。先ず、技術系事務職員が電子設計書データを読み込み、「全自動積算機能」を活用してあらかたのベースを作成し、次に積算担当者が細部の条件を確認、積算を完成させるといった使い方もあります。職員の経験や習熟度を気にすることなく作業を分担でき、業務の効率化につながると期待しています。

またテレワークや出張先において、オフィスのデスクトップパソコンで作成した積算業務の続きを行う際、持ち出しのノートパソコンでログインするだけで、同じ環境で作業を即座に開始できるのも便利です。

クラウドでのデータ管理・情報共有の仕組み構築で積算精度を向上

積算システムを使用するうえでは、積算精度向上のための正確性を追求していくにも、やはりクラウド型のシステム運用は便利です。『Gaia Cloud』ではクラウド上の保存フォルダでデータ管理と共有を行っており、担当者間のデータのやり取りはアクセス制限をかけたフォルダを使用しています。
簡単・安全にデータの共有ができれば、若手職員が積算したデータを別の場所にいる担当者が、別のパソコンでも同じ使用環境(単価や歩掛り年度の設定など)のもと、パソコン毎の更新データ差分による違いを気にすることなくダブルチェックが効率的に行えるので、より精度の高い積算結果につなげることができます。
また、個々のパソコンなどハードだけに保存されている過去の積算データなどをクラウド上でも管理でき、積算時や入札時に、過去データが簡単に参照できる仕組みであることもポイントですね。

『Gaia』講習会を継続、社内関係者の積算知識を底上げ

当社では年に2回程度、土木部5~6年目の若手部員及び技術系事務職員の育成や、作業所の技術職員の積算知識向上を図るため、『Gaia』を利用した積算講習会を開催しています。本社、支店の積算担当者が使用する以外に、作業所においても設計変更時の変更価格を算出し、発注者との交渉に役立てています。また営業部では、民間工事においても、見積作成時に『Gaia』で算出した金額を参考価格とするなど、今後も幅広く利用していきます。