『BeingCollaboration』導入事例

時間と場所にとらわれないスマートな業務が可能に

ファースト建設 株式会社

お客様基本情報
会社名 ファースト建設 株式会社
URL http://www.firstkk.com/
所在地 大阪府
ご担当者名 工事部 中谷 真史さん
使用ソフト 『BeingCollaboration』

事業概要

1967年に「成和工業株式会社」として設立し、主に橋梁架設工事を行っている。2010年、社名を現在の「ファースト建設株式会社」に改め、近年では耐震補強を中心とした橋梁補修の割合も増えている。

2024年問題への取り組みとしても好機

近年、働き方改革が話題になっており、建設業界でも「労働時間の上限規制」が猶予されてきましたが、間もなくそれも終了する(2024年問題)ということで、現行の業務量や書類量では上限時間に収まりきらないという危機感を抱いていました。大阪市で情報共有システムの運用が開始されると聞き、弊社でも取り組むことにしました。

特に、印刷から製本(…これまでは同じ書類を複数作成することもあった)までの作業時間や、役所へ書類提出に生じる移動時間の削減が期待できると考えました。この点は実際に多くの時間が削減できていると感じています。現在も一部で紙の書類と併用していますが、情報共有システムの運用が進むにつれ、より多くの時間削減が期待できると考えています。

時間と場所にとらわれないので、テレワークも可能に

情報共有システムで、「いつでもどこにいても(ネットワーク環境さえあれば)発議ができる」ということに大いに魅力を感じています。これにより一部テレワークという業態も可能になってくるのではないでしょうか。テレワークができれば、役所のみならず、自社への通勤時間等も削減できますよね。今後積極的に取り組んでいきたいです。

また、これまでは書類提出の際はどうしても開庁時刻内に行く必要がありましたので、現場等でも細かな時間調整が必要でした。こういった調整が不要になったことも助かっています。場合によっては現場でも作業が可能になりますし、業務の都合に合わせていつでも提出や発議ができるのが大きいです。
加えて弊社は休日や夜間工事も多いのですが、これらの場合は、「この日に施工しました」という報告を迅速に行う必要があります。『BeingCollaboration』の「掲示板」機能では、GPS情報と日時の記録ができるので、手軽かつ即時報告ができます。以前だと、施工が終わって事務所に戻って…と提出までも手間でしたが、今ではほんの5分程度で済んでいます。

システムでの決裁及び経路の見える化で、スマートに

紙で決裁をしている場合、ある担当者が捺印して、次の担当者に回覧して…となっていると思います。システム利用でも流れは同じですが、実感として決裁までの時間は早まっていると感じます。『BeingCollaboration』では、決裁の進捗も見えます。もし滞っていれば、その担当者に直接連絡ができる点も便利です。以前は、まず代表窓口に電話をかけて、進捗と担当者を教えていただき、ようやく担当者に確認の連絡ができる…という流れでした。受発注者双方の業務がスマートになっているのではないでしょうか。

現時点で扱っている書類は一部ですが、対象が増えていけば、更に効率化が進むと感じています。今後の利活用には大いに期待しています。