『BeingBudget』導入事例
あおみ建設 株式会社
お客様基本情報 | |
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会社名 | あおみ建設 株式会社 |
URL | https://www.aomi.co.jp/ |
所在地 | 東京都(本社) |
ご担当者名 | 事業推進部 佃 陸郎さん |
使用ソフト | 『BeingBudget』(原価管理パック) |
海洋土木、陸上土木、地盤改良事業を主力とし、特に海洋土木や港湾施設建設を得意とする国内有数のマリコンの1社。従業員数357人(2020年3月31日現在)、『BeingBudget』は国内で185ライセンスを導入。
当社は、2008年に「佐伯建設工業株式会社」と「国土総合建設株式会社」が合併し、「あおみ建設株式会社」となりました。合併後に自社システムを統一するにあたり、当時はエクセルをベースにした予算原価管理システムを採用しました。しかし、運用を始めたものの、触ってはいけないセルを編集してしまい正しい計算がされないなどのヒューマンエラーが続発し、都度エラー箇所の確認に多くの時間を取られていたのです。
また、システムの操作性や機能も満足できるものではなく、本来、管理者が時間を割くべき予算書・原価集計の分析業務が、システムの入力規則や制限等の使い勝手の悪さに阻害されている。「これでは仕事にならない」と感じ始めていました。
そのような状況もあり自社システムに固執せず、パッケージシステムの導入による「業務効率化」を目指し、ベンダー選定を行うこととしました。最終的には、当時から土木部で使用していた土木工事積算システム『Gaia』シリーズの積算データを活かせる『BeingBudget』を選びました。『Gaia』のデータを利用することで実行予算作成時間の短縮や、これまでの人的ミス、その修正の負担も軽減でき「業務効率化」が図られる、と考えたのが導入ポイントとなります。
『BeingBudget』導入後は、従来と比べ、ヒューマンエラーの対応に要す時間ロスがなくなりました。また、画面周りがシンプルで操作性も良く、管理者でも現場技術者でも変わらない「使いやすさ」により、業務効率も大きく改善されています。
さらに必要な情報が適宜確認でき、「痒い所に手が届く」というと大げさかも知れませんが、予算作成、原価管理を行う上で有ると便利な機能が備わっており、大変助かっております。
現場への普及において『BeingBudget』は、積算『Gaia』とのユーザーインターフェイスが近いこともあり、「使いやすい」と直感的に感じた技術者も多く、違和感なく浸透していきました。導入当初は実行予算作成だけの機能でスタートさせましたが、現場からの評価も得て、次のステップとして原価管理機能を追加したシステム導入に踏み切りました。『BeingBudget』は、今後発生する見込み原価を管理し、事前に把握することもできます。技術者一人一人が先々の原価まで意識することで、会社の利益拡大に繋がりますが、実際に職員の意識が少しずつ良い方向に向かっていると感じています。また、全社での教育研修として「BeingBudget研修会」を実施したこともあり、継続的に「現場力」を磨く場面を作るようにしています。